ここ数年ノートパソコンでは、ほぼすべての機種が無線LANクライアントの機能を内蔵するようになりました。有線LANでいい状況でさえ、何が何でも無線LANを使ってたりします。さらには、スマートフォンの普及がこれに拍車をかける形となり、無線LANの利用シーンはここ数年で爆発的に増えてきた感があります。
確かに無線LANは便利なんですよね。
でも、それだけ無線LANが一般的になり、無線LAN関連製品も誰もが扱えるようにパッケージ化されてきた結果、いろいろ問題が出てきている部分もあります。具体的には、無線LANの接続が不安定な環境が、そこらじゅうにできあがってしまいました。このような環境下では、無線LANがつながったり切れたり、最悪の場合は接続設定すらままなりません。
そんな中『無線LANの電波状況を見られるアプリがないのかな~、まあでもそんな便利なアプリないよな~』と探してたら、なんとあったんですねこれが。
しかし、残念なことにAndroid版しかなくiOS版はないようでした。ほかに同じようなアプリがないか探してみたところどうやらiOSにはまだそういったものはないようですね。iOSの仕様上無理とかあったりするんですかね?可能であるならば誰か作ってくれないですかね~?
絶対売れますよ?
と、いうわけで先日に続きしばらく出番のなかったAndroidスマホがここのところ大活躍なのですが、まずはアプリをインストールしてみます。
古いAndroid端末をセキュリティカメラにするアプリ(前編)
古いAndroid端末をセキュリティカメラにするアプリ(後編)
アプリをインストールしたら立ち上げてみます。
アプリが立ち上がると周辺のWi-Fiネットワークを自動的に検出しリストにして表示してくれます。
その中の一つを選択すると電波状態が下図のように表示されます。
単位はdBmです。なじみ無い単位かもしれないですけど、電波の強度を表す時に使われる単位ですね。だいたい、-(マイナス)の値なことに注意です。
WiFiでは、-50~-40dBmくらいが適切で、-65dBmを下回るくらいだとダメらしいです。強度が弱いと、通信速度も遅くなったり、遅くならなくても安定しなかったりしますからね。
チャンネルのかぶり具合も見る事が可能です。
チャンネルは1,6,11といった感じにある程度離さないとお互いに干渉しあってしまうらしいです。
それを踏まえてみてみると、この例ですと丸かぶりですね(爆)はい、離したチャンネルに設定してみます(汗)
一通り使ってみた感想としてはスゴいの一言ですね!作ってくれた人に感謝ですね。見た目も美しいし、ウィジェットもたくさんのサイズをカスタマイズ出来て、アンドロイドアプリの中でも相当良く出来てるアプリだと思いますね。
このツールがあれば、ワイヤレスネットワークを最大限に利用することができ、無線LANの詳細な情報を一目で確認することができます。
「チャンネルチェック(チャンネルチェッカー)」と「チャンネルリーダー」のタブは、無線LANネットワークを最適化する強力なツールです。ネットワークのベストなパフォーマンスのためには、他にワイヤレスネットワークがないか極力少ないチャンネルや周波数レンジを使う必要があります。Wi-Fiオーバービュー360があればWi-Fiネットワークをベストな状態で利用する事が可能となりますね。